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INTRODUCTION

abrAsus(アブラサス)とは?

ラテン語の「削ぎ落とす」と、日本語の「油さす」を兼ねています。 無駄を削ぎ落とした、日常生活の潤滑油となるようなものを作りたい、という想いをこめました。 2009年に発売した「薄い財布」は、“ポケットの中での快適さ”を徹底的に追求した独創的な構造から、グッドデザイン賞を受賞。 また、“ただ構造的に薄い”というだけでなく、“持ち物を必要最低限にし、快適に生活したい”という、ミニマリストなライフスタイルを叶えるアイテムとして、発売から10年以上経つ今現在、多くのミニマリストの皆さんに選ばれる、ブランドの代名詞となる商品となりました。 ここでは、デザイナー南和繁が、「アブラサスホテル」について語ります。

INTERVIEW

           

既存のプロダクトデザインの常識には囚われず、ゼロから価値を創造
「ほしいものをカタチにする」

Q:ホテルを作ろうと思った理由を教えてください。

南:アパレル雑貨事業のabrAsus(アブラサス)では、財布やバッグがたまたまブランドの主軸となりましたが、できれば車や飛行機、街などさまざまなものをゼロベースでデザインしたいと、かねがね思っていました。 他の人のアイディアを商品化するプロデュースのようなこともやっているのですが、やっぱり自分でデザインする時間が好きなのです。 もともとホテルや旅館に泊まるのが大好きで、いろいろなホテルに泊まるたびに、「このデザインがいい」「このサービスが最高」と感動したり、「もっとこうしたらいいのに」と勝手に考えたりして楽しんでいたのですが、いつしかその気持がエスカレートして、建物をデザインしたいと思うようになったのです。 ただ、これまでもそうだったのですが、自分が長く住む場所を決めることをせず、いつも賃貸住まいで、自宅をデザインすることは、なかなか叶いません。 では、別荘を建てようかとも思いましたが、そもそもいろいろな場所に旅行に行くのが好きなので、同じ別荘に年に何回も行くことはないだろうという結論に達しました。 そこで最終的にたどり着いたのが、「ホテルをつくる」ということでした。

Q:ホテルのコンセプトを教えてください。

               

南:“ホテルとキャンプのハイブリッド”です。 ホテルをつくるにあたってこだわったのは、「どんな体験であれば、一番私たちの記憶に残っていくか」でした。 例えば、旅館という場所は、日本が誇る「おもてなし」で、最高のサービスを受けられます。美味しい料理もあれば、温泉などもあり、最高にリラックスした体験が期待できます。ただ、いくつもの旅館に泊まると、料理やサービスにそれほどの違いもありませんので、2,3年経つと、どこでどんなサービスを受けたかもわからなくなってしまうのです。 それは、私がホテルで提供したい、「記憶に残る体験」とは違う気がしました。そこまで快適でなくても構わないから、もっと泊まるお客様に刺激を与えたい。 そこでたどり着いたのは、「キャンプ」の発想でした。 よくも悪くも、キャンプの体験は記憶に残ります。現地に行く途中に買い出しして、ついたらテントを建てて、料理の下ごしらえをして。仲間や家族と大自然の中で戯れて、気がついたらあっという間に夕食の時間... 「ご飯は焦げてしまったけど、それでも美味しかった」 これがキャンプの醍醐味でもあるわけです。 それは、受け身でサービスをしてもらうのではなく、自分たちで一緒に体を動かして何かするからこそ得られる体験です。 ただ、キャンプというのは、必ずしも「いい体験」と認識されるわけではありません。体を動かして疲れる上、気候によっては寒かったり、暑かったり。 隣のテントがうるさかったり、虫が入ってきたりで、まったく眠れなかった...ということにもなれば、疲れだけが残り、帰りの車の中でぐったり。そんな人も出てくるでしょう。 ならば、ホテルとキャンプの良いところを、かけ合わせたら最高ではないか。 ホテルにいながら、自然の中で生活する醍醐味を味わうことができるホテル、それがアブラサスホテルです。

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